PHILOSOPHY

ひとつ拾う。世界がひろがる。

Glass And Stoneが、何を大切にしている世界なのか。

01PHILOSOPHY

ひとつ拾う。世界がひろがる。

石を見つけること。名前を知ること。残すこと。つくること。誰かに渡すこと。

石の知識と出典、価値、制作、来歴、所有、交換。この世界を支える考え方を、ここにまとめます。

Glass And Stoneは、たくさん集めた人が勝つための世界ではありません。

ひとつの石を拾う。名前を知る。なぜここにあるのかを考える。洗う。割る。観察する。残す。飾る。誰かに渡す。ガラスと合わせて作品にする。

ひとつのものをよく見ることから、地質へ、制作へ、記憶へ、誰かの作品へ、そしてまだ見たことのない世界へと、興味が少しずつ広がっていく。

Glass And Stoneが大切にしたいのは、その広がりです。

よく見ることそのものが、世界を豊かにする。

珍しい鉱物を探す日があってもいい。何も見つけず、海を眺めて終わる日があってもいい。

誰かのギャラリーを歩く。部屋の家具を動かす。音楽を聴く。普通の石を、ただ気に入ったから持って帰る。

この世界に、一つだけの「正しい遊び方」はありません。

戦わなくてもいい。奪わなくてもいい。急がなくてもいい。自分の内なる世界を、広げよう。

02STONE & SCIENCE

本当の石に、誠実である。

この世界で、初めて石の名前を知る子がいる。その出会いが、現実の地球への興味につながってほしいと思っています。

だから、想像の島をつくる私たちにも、伝える知識を確かめる責任があります。

名前と根拠を確かめる。

鉱物の正式名と種の扱いはIMA-CNMNCの公式資料を基準にし、性質や成り立ちは研究論文や博物館・学術資料に照らします。

鉱物種、岩石、化石、宝石名や変種は区別する。種としての希少性も、現実の産出情報を手がかりにします。

画像の由来を伝える。

利用条件を確認できる実物標本の写真を優先し、所蔵機関や元画像、権利、加工内容を記録します。

AI生成・再構成画像を使う場合は、そのことを明示します。実物写真と区別し、鉱物の姿や性質を裏づける証拠としては扱いません。

分からないことを、決めつけない。

色や形だけでは分からないことがある。確認できない情報を、もっともらしい説明や画像で埋めません。

島の物語や、遊びのための簡略化は、現実の知識と区別して伝えます。子どもに分かりやすく伝えるときも、不確かさを隠さないことを大切にします。

間違いを直し続ける。

出典と確認日、変更の記録を残す。新しい知見や誤りが見つかったら、説明も画像も見直します。

既存のデータと画像の照合は、いまも進めています。確かめ、伝え、直していくことも、この世界を育てる仕事の一つです。

「知りたい」という気持ちに、誠実でありたい。

03VALUE

価値は、一つではない。

石や作品の意味を、一つの数字だけで説明することはできません。

Glass And Stoneでは、いくつもの異なる価値が、同時に存在できると考えます。

SPECIES RARITY

鉱物種としての珍しさ。

その鉱物そのものが、現実の地球でどれほど珍しいか。島での出会いやすさには、その場所の地質環境も関わります。

SPECIMEN QUALITY

その個体の標本としての状態。

大きさ、結晶形、露出、保存状態、そしてその個体ならではの姿。

GEOLOGICAL INTEREST

その石が伝えている地質の物語。

どんな岩石の中にあり、どんな温度や圧力、熱水、火山活動、浸食を経て、そこに現れたのか。

PROVENANCE

どこで、誰が見つけ、どう渡ってきたか。

同じ鉱物種でも、その一個体が歩いてきた道は同じではありません。

PERSONAL VALUE

自分にとっての価値。

初めて見つけた石。子どもと拾った石。長い時間探してようやく出会った石。

市場価格が低くても、手放したくないものがあります。

MATERIAL POTENTIAL

これから何になり得るか。

そのまま標本として残すこともできる。ガラスと出会い、まだ存在しない作品の一部になることもできる。

ARTISTIC VALUE

作品として誰かが感じる魅力。

作品の美しさや面白さは、ゲームが一つの点数で決めるものではありません。

MARKET VALUE

その瞬間、誰かが払いたいと思う価格。

市場価格は存在します。けれど、それは交換のための一つの答えです。

UTILITY

この世界の中での使い道。

制作に使う。展示する。暮らしの中に置く。別の誰かへ渡す。

水晶は鉱物種としてはCommonでも、驚くほど美しい一個体があり得ます。

反対に、世界的に非常に珍しい鉱物でも、見た目は小さな粒や地味な粉かもしれません。

自分で拾った何の変哲もない石が、ほかの誰にも代えられない一個になることもあります。

市場価格は、交換のための一つの答えです。

美しさ、科学的な重要さ、思い出、その人にとっての意味までを採点する数字ではありません。

VALUE IS PLURAL.

04STONE + GLASS

つくることで、新しい価値が生まれる。

拾った石を、そのまま大切にする。ガラスと組み合わせて、自分だけの作品にする。

KEEP/ 残すDISPLAY/ 飾るSELL/ 売るMAKE/ 作品にする

石を残すことも、作品にすることも、自分の「好き」を形にする選択です。

希少で美しい標本を、そのまま眺めて楽しむことができます。

その石をガラス作品に使えば、元の標本は独立した石としては残りません。

石の来歴を受け継ぎ、つくり手の感性が加わった新しい作品が生まれます。

どこにでもあるような普通の石が、誰かにとって忘れられない作品の一部になることもあります。

素材が持つ魅力に、つくる人の感性が重なる。

そこから、新しい美しさや、その人ならではの価値が生まれます。

色や形の組み合わせ、作品に込めた思いも、その作品の魅力になっていきます。

石のまま残すことにも意味がある。作品にすることにも意味がある。

どちらを選ぶかは、プレイヤー自身が決めます。

05PROVENANCE

見つけた人。つくった人。いま持っている人。

ものが人から人へ渡る世界では、「誰のものか」だけでは、そのものの物語を説明できません。

Glass And Stoneでは、三つの役割を分けて考えます。

FINDER / 発見者

最初にその石を見つけた人。

CREATOR / 作者

石とガラスから作品をつくった人。

OWNER / 所有者

いま、その個体を持っている人。

所有者は変わることがあります。

けれど、発見者や作者という履歴は、売買によって上書きされません。

たとえば、

Aが石を見つける。

その石をBが買う。

Bがその石から作品をつくる。

その作品をCが買い、自分のギャラリーに飾る。

このとき、石を見つけたのはA。作品をつくったのはB。いま持っているのはC。です。

その道のりも、そのものの一部です。

展示される場所が変わっても、持ち主が変わっても、同じ個体の履歴は続いていく。

Glass And Stoneでは、来歴そのものも、そのものが持つ意味の一部として扱います。

06A QUIET ECONOMY

コインは、価値そのものではない。

Glass And Stoneには、売買があります。

石にも作品にも、値段をつけることができます。

自分で見つけた石を売ることもできる。作品を売ることもできる。誰かの石や作品を買って、自分のギャラリーに飾ることもできます。

市場があることと、市場価格をこの世界の「最終的な価値」にすることは、同じではありません。

コインは、異なるものを人から人へ渡すための共通言語です。

手に入れたコインは、道具を直したり、ギャラリーを広げたり、床や壁、家具、照明を整えたり、服や装身具を選んだり、ダンスやエモートを楽しんだりするために使えます。

つまり、コインはまた自分の暮らしへ戻っていきます。

この世界で経済が存在する理由は、ただ残高を増やすためではありません。

見つけたもの、つくったもの、人から人へ渡るもの、自分の居場所や暮らしを、循環させるためです。

COINS ARE A COMMON LANGUAGE OF EXCHANGE — NOT THE VALUE OF EVERYTHING.

コインをいちばん多く持つ人が、この世界でいちばん偉い人になるわけではありません。

いちばん高く売れた作品が、いちばん良い作品になるわけでもありません。

高く売れなかったからといって、その作品に意味がないわけでもありません。

市場は存在する。

けれど、市場が世界の価値を決めるのではない。

THE MARKET SERVES THE WORLD.THE WORLD DOES NOT SERVE THE MARKET.

07WHAT YOU TREASURE

宝物は、自分で決めていい。

色が好き。形がおもしろい。自分で見つけた、思い出がある。

珍しさや値段だけでは決まらない、あなたにとっての価値を大切にできる世界です。

Season 1は青凪島から始まります。

浜辺で普通の石を拾う。森を歩く。川を遡る。洞窟や廃坑へ入る。

やがて、海の向こうに別の島があり、そこにはまた違う地質と、違う石があることを知る。

The First 72は、この世界が最初に置いた72の出会いです。

いくつ見つけたかだけでなく、どの石を好きになったかも、あなただけの思い出になります。

新しい鉱物が現実の科学で知られる。世界の理解が更新される。Glass And Stoneの世界も、それに合わせて少しずつ広がっていく。

気に入った石を残す。作品にする。ギャラリーに飾る。どう楽しむかは、自分で選べます。

見つけた石やつくった作品を並べると、ギャラリーには、あなたが過ごしてきた時間も残っていきます。

Glass And Stoneが目指すのは、石や人や作品を「価値の高い順」に並べる世界ではありません。

何も特別な鉱物が見つからない石もある。

誰にも高く買われない作品もある。

けれど、そこに意味がないとは限りません。

地球の多様さ。人が感じる美しさ。自分で見つけたという記憶。誰かから受け取ったという履歴。

何を残し、何を飾るか。自分で選べることを大切にします。

戦わなくてもいい。奪わなくてもいい。急がなくてもいい。あなたの「好き」を、大切に。

The sea continues beyond Aonagi Island.